どうしてこうなった?名作になり損ねたガッカリゲーを纏めてみた

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これだけ面白い要素が揃っているのにどうしてこんな風になってしまった……。

もっと丁寧に作ればきっと歴史に名を残す名作になったに違いないのに……。

過去に戻れれば……たぶん製作者側もこんな風に悔やんでるでしょうね。(というか悔やんでくれ)

せっかくのお膳立てをちゃぶ台をひっくり返したかのように投げ捨ててしまった失敗作、今回はそんな悲惨なゲームたちを纏めてみました。

手間暇さえかけていれば超名作になったに違いないゲームたち……彼らはさなぎから羽化もしないうちに無理やり売り場に投げ出され、散々な末路を遂げた可哀想な子達です。

また、あくまでここで紹介するゲームは駄作というわけではなく、失敗作だということをご了承ください。

PS Vita ガンダム エクストリームバーサスフォース

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言わずと知れた和紙並みの内容ペラペラゲー。

アーケードの大人気格闘ゲーム、エクバシリーズを携帯ゲームでプレイできる、前作のPSP版ネクストプラス以来約6年ぶりに登場したファン待望のゲームである。

PVの美麗なグラフィックと本作初のアーケード移植ではないオリジナル作品ということもあり、期待するスレ住民たち。

しかしその反面、公式サイトのプレイアブル機体紹介数の少なさとPV紹介が1つのモードだけという怪しさに疑問を抱く少数派。

訪れた悪魔の発売日、結果は少数派の大勝利であった。

もはやこのゲーム、格闘ゲーとしてはおろか、ファンゲーとしてすら完成しているかどうか疑問が残るほどの酷い出来ばえである。

まず第一に挙げられるのは、上記でも述べたようにそのボリュームの少なさだ。

新要素のストーリーモードを発売前からかなりプッシュしていた本作であったが、パンドラの箱を開けたらびっくり、新要素ではなく『そのモードだけしかない』のである。

他にあるのは、アドホックのみの対戦モードとオプションのみ……。

この6時間程度で終わってしまうストーリーモードをクリアした後は一体何をすればいいのだ?

格闘ゲームなのにフリーバトルすらもない!

往来のシステムに新要素を追加するのであれば、これはれっきとした進化だ。

しかし、ほか全ての要素をオミットしてまで新要素を追加するのはもはや本末転倒である。

明らかにクリスマスの売り上げ商戦に無理やり間に合わせた感がゲーム内容から漂ってしまっている、いわゆる手抜き感が。

格闘ゲームとしてはダメ……ならキャラゲーでは?

ファンの願いはむなしくも打ち砕かれた。

機体登場数44体……うん、公式通りだ。

思いっきり公式通りだ!

分からない人のために補足しておくが、エクバシリーズの売りはその奥深いアクションもさながら、登場機体数の多さも魅力の1つである。

アニメなどの有名作品からはもちろんのこと、コアなファンが付いている漫画版やゲーム版のみの機体まで参戦しているという、まさにファンゲーのお楽しみ要素である『自分の好きなキャラクターで戦う』を見事なまでに完成させているのだ。

これにより格闘ゲーファンとガンダムファンの両方のシェアを獲得し、今なお名作としてゲーセンのアーケードに君臨し続けている。

しかし、このゲームの機体数は44体……アーケードの128体の約3分の1。

ハード自体が違うから多少は仕方ないのでは?

しかし、6年前のPSP版でも88体……比較しても2分の1である。

果てはアニメの主役機体まで全てリストラするというまさにキャラゲー完全潰しの最悪な事態に。

現在、6回のアップデートを得て格闘ゲームとしてだけは確立するようにはなった本作だが、それでも内容スカスカであることに変わりはない。

携帯ゲーム機でデビューできる最大のチャンスであったのに、格闘ゲーファンからは叩かれ、ガンダムファンからはそっぽを向かれ……発売後二日で半額セールを実施されてしまった本作は、正にガッカリゲーの代表作といえるだろう。

PS Vita 激次元タッグ ブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団

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駄作ではなく、完全な失敗作である。

黒歴史と手抜き感漂うといえば同じVITAのネプゲーにもうひとつの魔物が存在する。

本作は、面白いコンセプトと要素を持っているにも関わらずシステム面で失敗したいわゆるガッカリゲーの王道である。

本来ターン制であったネプゲーに前作と同じく3Dアクションを取り入れた本作であるが、いかんせんそのシステムが中途半端すぎた。

第一に、無双シリーズのような爽快ゲーがコンセプトにも関わらず、出てくる敵が非常に少ないのである。

しかも敵が湧いてくる箇所はステージごとに決まっており、そこで待ち構えて攻撃ボタンを連打さえしていればノーダメージクリアも楽勝。

ボス的な存在もいるのだが、逃げながらゲージを溜めて必殺技を放てば封殺できるといった敵ボス涙目仕様。

また、敵キャラのバリエーションが乏しく、雑魚キャラと中ボスとラスボス含め、多く見積もっても12種類程度の敵しか出てこない。

これが毎回のミッションに限られた数しか登場しないのだから、余計に少なさを増長させる。

そして肝心のミッションであるが、どのステージも目的は敵全員撃破であり、上記で述べたように待ち構え攻撃を連打していれば1ミッションに1分もかからずクリアになってしまう。

アクションゲームにも関わらず、慣れれば慣れるほど作業ゲーと化すのである。

モードもストーリーのみとやりこみ要素も薄く、ラスボスはノーダメージ楽勝の悲しい弱さ……せめて無双ゲームのオマージュでもいいので爽快ゲーのシステムをパワーアップすれば名作になっただろう。

荒削りすぎてメインシステムが厳かになってしまったのがガッカリゲーに成り下がった原因か。

一方、キャラゲーとしては素晴らしく、画面狭しと3Dで暴れる可愛いネプキャラ達を自由に操作することができる。

モーションも美しく、プレアブルキャラ数もネプゲーにしては多い部類。

Wii 仮面ライダー超クライマックスヒーローズ

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5作品目の最終作にも関わらず、一向に進化しない格闘システムのせいでグダグダになってしまった残念ゲー。

仮面ライダーというカテゴリで格闘ゲームという珍しいコンセプトでありながら、ファンの間ですら盛り上がらなかった異端児。

問題点を挙げれば枚挙に遑が無いが、第一に言えるのは格闘ゲームとして最大の魅力である『戦闘システムのやりこみ』が全くといっていいほど皆無なのだ。

基本的にはボタン1つで出せる必殺技を連発し、相手を圧倒すれば勝利できる。

ライダーキャンセルと呼ばれるシステムも一応存在するが、キャンセルしてゲージ量を消費するくらいならダメージを受けて立ち上がり時に必殺技を放つほうが良い。

また、敵に攻撃を当てた際の情けないSEが上記の戦闘システムと相まって見事にプレイヤーのやる気を削いでくれる。

殴った際の通称カン蹴り音、撃った際の通称ビニール音など、明らかにモーションにそぐわない変なSEが聞こえるのだ。

一番の問題はこのゲームの見所、超必殺技である。

各作品のライダーそれぞれがTVの必殺技を映像付きで披露してくれるご存知仮面ライダーの見せ場なのだが、このゲームではそれがあまりにくどい。

超必殺技と呼ばれるこの技がその名の通り一番ダメージが高いこともあり、手ごわい敵にはこれを2発決めることもあるのだが、そのたびに長い映像が入り、格闘ゲームのテンポを見事に妨げてくれる。

しかもこの映像、スキップできないといった鬼畜仕様である。

手早く済む昭和ライダーなどはまだいいが、最新平成ライダーであるウィザードなどは正に耐え難い長さである。(約15秒~20秒)

プレイヤーはこの対策として『長いから使わない』といった縛りプレイが行えるが、もちろん敵側の強いCPUは普通にこれを多用してくる。

この場合こちら側もこの技を使って対抗しなければダメージレースでかなり苦しい戦いを強いられるのだ。

テンポも悪く戦闘システムのやりこみもない格闘ゲーム……横スクロールであればストリートファイター式、後ろカメラ視点であればエクストリームバーサスのシステムをオマージュすれば名作になったのかもしれない。

仮面ライダーのファンゲー、しかも格闘ゲームという恵まれた環境にいながら生まれたのがこのゲーム……多くの特撮ファンに悔やまれるガッカリゲーである。

PSP ナノダイバー

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コンパチ+超手抜きの閑古鳥ゲー。

もはやガッカリ以前に見向きもされなかった某狩ゲーのコンパチ作品。

ストーリーとしては、医者として患者の体内に入り、剣や武器で病原菌と戦うという現代風な割りと面白い世界観を醸しだしているが、システム面があまりに手を抜き過ぎた。

アクションゲームにも関わらず、使うコマンドは3つだけ。弱攻撃、強攻撃、ジャンプ。

この3つを敵の攻撃を避けながら駆使し、ただ延々と戦うだけのゲームである。

(モンスターハンターの大剣のモーションを縦斬りと横斬りだけにオミットしたといえば分かりやすいだろう)

これといった独特な戦闘駆け引きがあるわけでもなく、色違いのモーション使いまわしの敵キャラを倒し、報酬を受け取るだけのゲーム、これではまるきりモンスターハンターの劣化である。

ガッカリゲーというより、クソゲーと呼ぶのが早いかもしれない。

上記3つに比べて有名にならなかっただけが唯一の救いか。

最後のナノダイバーだけは書くことが特に無く、短くなってしまいましたね。

しかし、どのゲームも創意工夫さえすれば名作になっただけに悔やまれてなりません。

ゲームメーカーさん、大変なのは分かりますがどうせなら丁寧に作りこまれた良作ゲームを出してください。

以上、六代でした。

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