長年の相棒である3世代前のノートパソコンが最近遅いと感じていたので、今日思い切ってSSDに換装してみました。
するとやはり起動が早い、スピードが桁違いですね!
しかしこの喜びに到達するまでの道のりはそれはもう険しくて。
きちんとクローンしたにも関わらず予期せぬエラーだのブート無しだのと6時間近く格闘したので、今回は皆さまが僕と同じような経験をなさらぬよう正しい手順とクローンのSSDを起動する方法を紹介したいと思います。
(注意・あくまでこれは僕個人がオススメする方法であり、実践した上で一番スムーズだった方法です)
目次
クローンSSDを作成しよう
外付けHDD2.5ケースを購入し、クローンするSSDを外付け媒体として繋いでください。
認識されない場合は『Fat32Formatter』などを使ってフォーマットしなければいけません。
ソフトのダウンロード先はこちらです
次にクローン化するソフトですが、やはりここは定番の『EaseUS Todo Backup』が一番おすすめかと思います。
簡単で余計な設定はいらない、エラーは出ないといった安定感はこのソフトの他にないでしょう。しかもフリーソフトです。
手順といたしましてはインストール後、外付けSSDを繋いで最初の画面に表示されている『クローン』を押すだけ。
1時間ほど待てばクローンの完成です。
EaseUS Partition Masterでパーティションを小さくしよう
パーティションとは容量のことです。
この容量を調整しておかないと後述の方法を実行した際にエラーが出ます。
一見難しそうに見えますが簡単です、がんばりましょう。
こちらが『EaseUS Partition Master』のダウンロード先です↓
インストールできましたら、『パーティションのサイズ調整』を選択しましょう。
ここで換装するSSDよりも容量を小さくしておいてください。
後で直せますのでご安心を。
システムイメージを作成しよう
次はシステムイメージの作成です
クローンしたSSD以外の『外付けHDD』などにシステムイメージを作成します。
Windows7の場合、「コントローラーパネル」→「システムとセキュリティ」→「バックアップと復元」→「システムイメージの作成」と進んでください。
後は指示に従ってイメージを作成、また1時間ほどお待ちください。
クローンしたSSDを復元しよう
クローン状態のまま換装して十中八九起動しないかと思います。
ここでとうとうリカバリーディスク(オペレーションディスク)の登場です。
リカバリーディスクをお持ちでない方は事前に『システム修復ディスク』を作成してください。
(手順は先述したシステムイメージの作り方とほぼ一緒です)
Windowsオペレーションディスク(修復ディスク)をセットアップし、ブート画面に移行してください。
このときにシステムイメージを作成したHDDも繋いでおきましょう。
(移行の方法はF12押しっぱなし、ENTERボタンなどパソコンによって違います。また、BOOT順位を調整しなければならない場合もあります。調整の方法は申し訳ありませんが他の玄人さんの記事をご参照ください)
その後日本語を選ぶと、『コンピュータの復元』なるメニューが表示されるはずです。
クリックし、後は画面指示の手順に従ってください。
再起動してスムーズに起動すれば成功、OSごと新しいSSDに移っているかと思います。
パーティションを元に戻そう
「EaseUS Partition Master」を起動し、『パーティションをマージ』を選択します。
これで未領域となっている容量をくっつけてしまえば元通り、これで終了です。
お疲れ様でした♪
最後に
SSDの引っ越しはパソコン初心者にとっては正に鬼門です。
しかし時が経つにつれてパソコンが古くなってしまう以上、どうしても避けては通れない道でしょう。
SSDを購入した際などは、時間があるときに思い切って試してみてはいかがでしょう。
一度経験しておけば、いざ新しいパソコンを買った時などはスムーズにできますよ。
この記事がお役に立てたのでしたら幸いです。
以上、六代でした。