最初に断っておきますと、わたし自身はラブライブが大好きであり、純粋なファンのひとりです。
詳しくは明かせませんが、ラブライブの同人活動や二次創作にも積極的に携わっており、クリエイター側の人間ではありますが、いちファンとしてラブライブというコンテンツがもっと輝いてくださるよう願い、またそれを望んでいます。
しかしクリエイターという立場、つまり与える側に回って客観的にラブライバーと呼ばれるファンの人たちを見ると、思わず「これは嫌われるわ……」と呟いてしまうような危ない思考を持つ方がちらほら。
もちろんすべての方がそういった人というわけではありませんが、社会というのは至極、良い人よりも悪い人の印象が目立ってしまうのが現実。
ラブライバーが勘違いされるのも、いたしかたないような気がしました。
そこで今回はわたしが実際目の当たりにした奇行を元に、ラブライバーと呼ばれるラブライブファンが嫌われる理由を客観的に考察してみたいと思います。
目次
本記事は、決してラブライブファンをアンチするためのものではありません
この記事で一体何をお伝えしたいのかと言いますとただひとつ、一部の人間に対して『あなたのその考え方はかなり危ない人間だよ?』ということです。
一部のラブライバーは、自分のやっていることが周りの人間にとって不快であることを自覚していない様子でした。
はっきり言ってこれほど厄介なものはありません。
自覚のない非常識ほど、周りの人に迷惑をかけてしまう。
これを未然に防ぐため、自身の危ない思考を自覚していただきたいと思った次第です。
重ね重ねとなりますが、こんな記事を書いているのは決してラブライブファンの方をアンチするためではないということをご理解ください。
ただ、どっち付かずの綺麗ごとを並べても本末転倒なので、事実を事実として歯に衣なくビシバシ書きます。
周りから嫌われるラブライバーに共通すること
まず非常識な迷惑行為を厚顔無恥でやるラブライブファンに共通すること、それは『自分のことをラブライバー』だとか正々堂々と名乗っている人です。
ファン以外の人間にとってはそんなことをドヤ顔で宣言されても「気持ち悪い」以外の感情は特に浮かばないことを自覚していただきたい。
そもそも、自分で「ラブライバー」ということを誇りに持っている時点で僕はどうかと思う。
自分はファンでにわかとは違う、という優越感をどこかに持っておきたいという心理が働いているように見えました。
ゆえに、彼らの個々ラブライブへのキャラクター観は凝り固まっており、自分の主観や主張は必ずしも正しいし正義だと思っている。
マナーの良い人や常識のあるファンは、そもそも自分のことを「ラブライバー」だなんて一言も言いません。
この『ラブライバー』という呼称こそが諸悪の権現なのではなかろうか。
そもそも、こういうのってライブ時や人に言われることであって、自分から名乗るようなことでも無いような気がする。
僕が体験した、自称ラブライバーからのクレームメール
以前、僕は『ラブライブ』と『ある作品』のクロスオーバーの漫画を10ページほど制作し、ラブライブファンの方たちに見てもらったことがありました。
すると、一人の方から1通のメールが。
「これ、どうして『ある作品』のほうから男キャラをだしているんですか?」
最初は質問の意味がよく分かりませんでした。
「主人公ですので出させていただきました。ラブライブの登場キャラが全員女性という都合上、あまり女性ばかりに偏ってしまうのも面白味がないと思いましたので」
とりあえず、当たり障りのない言葉を送信。
すると、5分も経たずすぐに返信が。
そこには、思いもよらぬことが書かれておりました。
「意味が分からない、面白みが無いってなんだ?ラブライバー的には他作品でも男を混ぜて欲しくないから女性キャラと合わせるのが普通では?」
……いやね、思わず鳥肌が立ちました。
ラブライバーの普通ってなんでしょう、他のファンの方への風評被害も甚だしいと思いますが。
男を混ぜてほしくないって……おいおい、フィクションでしょう、二次元でしょう。
自分の考え方ががラブライバーの常識、つまりはラブライブファンの常識とでも言いたかったのでしょうか。
はっきりこう返信してやりました。
「二次元に対して現実的な恋愛倫理を重ねるのはやめなよ、気持ち悪い。あなたの主張が必ずしも正しいってわけじゃあないんだよ」
何か言い返してくるだろうと思っていましたが、この後の返信は幸いにもありませんでした。
また、他にもこんなメールも。
「お前はラブライブキャラに告白すると確実にフラれるからやめろと言いたいのか、海未ちゃんは百合だからいいんだよ」
おー……これぞまさに被害妄想。
個人的主観が正義だと思っているもうひとつの例です。
こういう人は本当に稀な例ですが、悲しいかな、ラブライブファンの中にいるのも事実です。
現実と空想の区別がつかず、価値観をごちゃまぜにする……こんな人たちが迷惑行為や犯罪を起こしてしまうのでしょうね。
結論:ラブライブは老若男女問わずファンが多すぎるせい
俗にラブライバーと呼ばれる一部のラブライブファンの奇行が目立つのは、あまりにファンが多すぎるせいなんだと思う。
学生に留まらず、年配の方でもこのラブライブというコンテンツにお熱な方は世の中に数え切れないほど存在する。
例えその中の1000人中900人が良識を持ったファンだったとしても、残りの100人が犯罪や迷惑行為を働けばそれだけで『ラブライバーが迷惑』とひとくくりにされてしまうわけだ。
千差万別、十人十色、人にはいろんな奴がいる。
幸か不幸か、そんな人間からも支持を受けてしまっているラブライブという強大なコンテンツが、『自称ラブライバー』という厚顔無恥な人間によって風評被害を受けてしまうのである。
つまるところ、ラブライブファンが悪いとか迷惑とかではない。
そもそも、ラブライバーなんて特別らしい呼称自体が原因。
自称ラブライバーは、一般人にとってもはやアウト。
普通に、ただ一般のファンとして、趣味程度にコンテンツを楽しみのが一番ベストではなかろうか。
ラブライバーが嫌われる理由は、一部の迷惑ファンと自称ラブライバーのせい
原因はファンが多すぎるのと、ライブライバーというくだらない呼称のせい。
あくまで上記の結論もわたし個人の主観なのですがね。
趣味に打ち込むのは生き甲斐があり、とても素晴らしいことだとは思いますが、それを自慢にして『正義』を振りかざすのはいただけません。
みんながみんな自分をただの「いちファン」だと自覚すれば、いずれは迷惑行為も廃れてラブライブファンへの偏見が払拭できたり……いや、ファンの数が多い限りやっぱり無理かな。
考察はこんなところです、最後までお読みいただきありがとうございました。