世間の需要が高まるにつれ、通信制高校が世の中に溢れている昨今、いざ転校を決意してもなかなか転校先の学校を決められない人も増えているのではないでしょうか。
ネットで得られるのは個人の不確かな情報だけであり、通信制高校というのは実際に入学してみないと果たしてそこが良い学校なのかは分からないものです。
スクーリングがなるべく多いほうが良い人、なるべく少ないほうが良い人、個人によって『良い通信制高校』というのは違いますが、学費や卒業後の進路先サポートなどに関してはなるべく安く、なるべく親切にが共通して望ましいでしょう。
そこで今回は実際に転校を経験した僕が、通信制高校を選ぶ際に着目すべき3つのポイントを挙げたいと思います。
この記事を参考に、ぜひ良質な通信制高校をお選びください。
それではいきましょう。
公立よりも出来れば私立が望ましい
良質な通信制チョイスする基本といえます。
学校問題の亀裂というのは公立という国が義務的に立ち上げた場所では顕著に現れます。
これは当然ながら、マニュアルどうりにルールを定められた施設で、マニュアルどうりに動くことしか教育されていない教師が公立にははびこっているからです。
これは通信制でも公立であればしかり。
公立ゆえに学費の問題はクリアですが、これではそもそも高校を転校する意味が無くなってしまいます。
風紀が乱れている場所から乱れている場所に行っては本末転倒でしょう。
以上のことから、まず第一に公立は避けたほうが良いといえるでしょう。
学費が免除される私立は良い証
なにを置いてもまずは先立つものが必要になります。
特に私立は公立と違い、学費は全て自己負担となってしまいます。
しかし、いくつかの通信制高校では学費免除制度を採用している学校があります。
その制度とは、家計の年収に応じて学費が免除されるというもの。
つまり、お金持ちからは高い学費をバンバン取りますが、収入の低い家計からはスズメの涙ほどしか取らないという正に貧困層を救済する素晴らしい制度です。
これの制度を採用している学校は、卒業証書授与とお金をむしり取ることが目的ではないことがわかります。
卒業後の進路相談も乗ってくださる優秀な講師が揃っている可能性も高いので、よほどのお金持ちでもない限りはぜひとも学費免除採用の私立通信制高校を狙いましょう。
ちなみに僕はこの制度を利用したおかげで効率よりも安い学費で無事私立通信制高校を卒業しました。
嫌でもスクーリングは適度にある学校のほうが信頼性○
スクーリングとは、単位を取るため課題の他に実施しなければいけない授業のことを指します。
簡単に言いますと、学校に訪れて他の生徒たちと一緒に授業を受けなければいけません。
学校に泊り込みで数日間スクーリングを連続して行う学校もあれば、日帰りで1週間行う学校もあります。また、そのどちらかを自由に選べる選択式の学校もあります。
恐らく通信制に転校する方は学校があまり好きではない方が多いのではないでしょうか。
この半年間に5回程度通信制高校の名物、スクーリングを嫌う人もいらっしゃることでしょう。
しかし、これは通信制高校の先生方が学校に通う生徒たちの状態を確認する大切な行事でもあります。
裏を返せばこのスクーリングが少ない学校は、生徒のことなど気にかけず金さえもらえれば良い……という可能性が高いということです。
スクーリング中に卒業後の進路相談などもできますし、生徒と教師が触れあえるとても重要な機会といえるでしょう。
人と会うこと、他人と関わることが億劫な方もいるかもしれませんが、このスクーリングという行事だけはなるべく避けず、積極的に励みましょう。
スクーリングの数が半年に7回以上ある学校は、信頼できる学校といえるでしょう。
まとめ
1・公立よりも私立!
2・学費免除の私立を狙え!
3・スクーリングは適度にある方が信頼できる!
上記の3つを参考に、ぜひご自分にぴったりの通信制高校を見つけ出してください。
高校生活の短い期間、せっかくなので有意義のある3年間にしましょう。
以上、良質な通信制高校の選び方でした。