液晶ペンタブレットって相変わらず高いなぁ……そう思いませんか?
最安値でも4万円強、平均でも10万円ざらですもんね、とてもじゃないですが軽い気持ちで買えるような代物じゃありません。
まぁでも、液晶ペンタブ買う人ってほとんどがイラストや漫画を職業にしているような人ばかりだろうし、需要を考えれば当然と言えば当然なわけですが。
しかし、たとえ素人でもある程度絵が描けてしまうとやはり良い道具が欲しくなってしまうのが人の常。
板のペンタブという選択肢もあるが、やはり紙に描くように画面に直接書き込める液タブが欲しい……そんなあなたに、僕からの提案です。
なら一度、筆圧対応のノートパソコンを買ってみてはどうでしょう。
1万円強で買える!フルHD対応の16インチ筆圧対応PC
筆圧対応といえばタブレットですが、今回紹介するPCは違います。
マジでノートパソコンです。しかも16インチの巨大サイズ。
液晶が筆圧+タッチパネル対応しており、普段は普通にパソコンとして使えます。
スペックは以下の通りです。
・Windows10
・Intel Core i5 520M(2.40GHz)
・メモリ2GB
・HDD 250GB
・有線LAN1000BASE
・無線LAN(a/b/g/n)
・USB2.0×3(内1個eSATA共用)
・16.4型フルHDタッチパネル(1920×1080)
Core i5のCPUを搭載し、メモリは最大8GBまで増やせました。
HDDもSSDに換装できます。
この上、筆圧対応+スタイラスペン+タッチパネル対応で値段1万円強です。
もはやコスパが良いという比じゃない。
お絵かきモードに変形!256段階の筆圧対応ノートパソコン『PC-BM10』
このPC-BM10、性能もさることながら普通のパソコンとは違い、もう何かもがすごい。
重量はノートパソコン界最大の4キロ、持ち運びはほぼ不可能。
バッテリーは新品でも最初から仮死状態。ケーブルを差し込まないと使えない。
というか、そもそも持ち運べる重量でもないのでこの辺はむしろ問題なし。
本体に直接ペンを収納できる。元々はイラスト用に制作されたものなのだろうか。
ちなみに製造元は『Sharp』、それ以外の詳細は現在でも不明。
筆圧は256段階に対応している。
今となっては少ないが、液晶ペンタブレットの代わりとしては十分。
『Clip Studio』も対応していました。
イラストを描く際に、パソコン自体を変形させられます。
なんというか、書きやすいように画面の向きを色々と変えられます。
画像で説明すると、こんな感じ↓
デスクトップPC兼、液晶タブレットの代わりに使うのが良いかも。
男のロマン満載をたっぷり詰め込んだ面白いPCです。
デザインは……うん、20年前くらいのパソコンと思うほどダサい。
イラストマシンとして考えれば、液晶タブレットでこの値段はあまりに安すぎる。
決してクリエイター向きではないが、趣味程度で描くのであれば十分すぎる性能。
液晶タブレットの使い心地を体験する入門機としてみても良いかもしれない。
一方、ノートパソコンとして評価してもCore i5のフルHDでこの値段は異常。
画面自体も16インチと大きく、お買い得なノートパソコンとして購入しても損はしないだろう。
市場には出回らない!?購入方法はヤフオクのみ!
業務用の流し品のせいか、一般市場には出回っていないこのパソコン。
しかしながら、ヤフオクなどではよく投げ売りされていますので、上手くいけばもっと安く購入できる可能性も。
結構な数が流通しているようなので、ネットオークションではしばらくの間は出回っていることでしょう。
安い液タブを探している人はぜひ落札されてみては?
直接画面に書き込める液タブは、板タブと違って紙に書く感覚でイラストを描きあげられる点に魅力を感じます。
1万円強ですと、ほとんど板タブと同じ程度の値段ですし、液タブ派の方はこのパソコンを視野に入れてどちらを購入すべきか検討されると良いでしょう。
まずは入門から、先行投資はなるたけ避けましょう。
ではでは。