夏に限らず、春夏秋冬ビールはいつ飲んでもうまい!
と、完全にビール派だったのにも関わらず最近『焼酎』の魅力にどっぷりハマってしまったブロガー六代です。
ビールとは言えばそう、切っても切り離せないのがタンブラーの存在。
今ではステンレス製の高級そうなものからフリージングタンブラーなる飲み物を一気に冷やしてくれる便利なものまであり、時代の進歩を日に日に感じさせてくれます。
僕の場合ビール派だった頃は意外にもあまりタンブラーに興味が無かったんですよね。
どうせすぐに飲み干しちゃうし別にいいか……みたいな。
しかし、焼酎にハマりだすと途端にチビチビゆっくり飲むのがもうたまらないほどおいしくなってしまいました。
それと同時に問題も発生。
氷がもったいない……すぐに溶けちゃうし、水滴もうざい。なんとかしたい、この焼酎をもっとおいしく飲める方法……あっ!タンブラー使えばいいじゃん!
と、ここまでがタイトルに繋がる一連の流れです。
結果は……以下からどうぞ。
焼酎のため、断熱タンブラーを購入したはいいが……
早速Amazonでポチり。
ちなみに僕が買ったのは真空断熱タンブラー(600ml)なる非常にスタイリッシュなステンレスタンブラー。
メーカーもサーモスだし、なにより高評価多数!
これは期待できる!と注文してから待ちに待って2日目、とうとう自宅に到着!
その夜、早速ありったけの氷をつめて焼酎をタンブラーになみなみ注いで5分放置。
本来であれば5分も放置すれば氷が解けて水滴もポタポタ……。
ところが!
全く氷が解けていない!水滴も落ちてこない!これは良いぞ!
……と思ったのもつかの間、一口飲んでピタリと思考が停止しました。
……全然冷たくなってない、むしろ常温のまま?
なぜ?なんで?ホワイ!?
真空断熱じゃないのか!?欠陥商品か!?
断熱タンブラーに焼酎を入れても全く冷えなかった理由
はい、当然ながら商品は欠陥ではありません。
調べてみると、むしろ断熱タンブラーがしっかり機能していたからこその結果でした。
よく誤解されがちというか、各いう僕も原因を調べるまで誤解していましたが。
真空断熱タンブラーの役割は、中に入れた飲み物を冷やすのではなく、その温度のまま保ち続けることなんです。
これにより、氷も解けずに水滴も出ず、冷蔵庫から取り出した瞬間の冷たいビールを味わえるわけです。
つまりですね。
断熱タンブラーでは焼酎のような、常温の状態のものを氷によって冷やすような飲み物では逆効果になってしまうんです。
『焼酎を注ぐ→断熱タンブラーは元の温度を保とうと働く→氷が解けない、水滴も出ない→冷えずに元の温度のまま』ということが起きていたんです。
当然ながら、これでは何分待とうとも氷が解けない代わりに焼酎も冷たくならない……。
そういえば、真空断熱タンブラーって熱いものを入れてもある程度の時間温度を保てるんでしたね……この前テレビでやってた時は何となく聞いていましたが、そういうことだったんだ。
これではとてもじゃないが焼酎をおいしく飲むことなんてできない。
……よし、焼酎にピッタリなタンブラーを探そう!
焼酎と相性抜群のタンブラーとは?
温度を保ってくれること自体は悪いことじゃない。
むしろ、うまく活用すれば水滴問題は解決できる。
要は、入れた焼酎を冷やしてくれる、かつ保温してくれるタンブラーがあればいいわけだ。
ということで、冒頭でも触れました『フリージングタンブラー』なるものを購入してみました。
冷凍後にタンブラー自体をぶち込んで凍らせておいて使用するあれです。
こいつを使えば一応ですが冷えた焼酎が味わえました。
しかし、欠点がひとつ。
チビチビ飲んでいると3杯目を注いで飲むころには既に氷が解けてタンブラー自体の冷やす効力が失われてしまいました。
保冷機能だけが残り、また真空断熱タンブラーのような常温を保つ状態に……。
……うーん、正直言っていまいち。
やはり焼酎は、ガラスのコップで飲むのが一番おいしいということですかね。
水滴が垂れるのもご愛嬌と思うくらいが良いのかもしれません。
個人的に焼酎を飲むうえで一番役に立っているのは以前購入した『真空断熱アイスペール』
焼酎は氷が解けるのが早いので、いちいち冷蔵庫に補充しに行くのがめんどくさい……そんな時、こいつがあれば氷をそのまま部屋に持ってこれます。
アイスペールとガラスのコップさえあれば焼酎はなによりおいしく頂けるということですね。
タンブラー買うくらいならアイスペールにその費用を回すのがおすすめです。
ということで、焼酎のために断熱タンブラーを購入するのはNG!
せめてアイスペールか水滴の垂れないコップとかにしておきましょう。
あくまで個人的な感想ですが、ご参考になれば幸いです。