仕事から逃げることが弱い・負けだとか思ってる人、それは間違いだよ

大学を中退したとはいえ、ずっと心理学専攻で学び続けてきた僕ですが、以前知り合いにこんなことを言う人がいたんです。

 

「ブラック企業で辛いし辞めたいけど、そうすると自分に負けたような気がして……」

 

……なるほど。

ちなみにこの人は『空手3段』、『元反社会的人物(いわゆるヤンキー)』と、きっと今まで人間関係や自分のことで深く悩んだことは無かったのでしょうね。

 

仕事をこなす上で起こる『理不尽』を経験し、ようやく『自分の力だけではどうしようもない現実』があることを理解したといったところでしょうか。

 

ただ、それに屈服してしまうのは『負けた』ような気がして自分のプライドが許さない、でも心は悲鳴をあげている……非常に矛盾した、それでいて難しい悩みです。

 

こんな風に、頭の中でずっと解決できない問題に悩んでいる方、きっと他にもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

結局人生の選択を決めるのは他の誰でもない自分自身、厳しいことを言うようですがあなたが決めるしかありません。

ですがアドバイスであれば、僕はあなたにかけてあげたい言葉がたくさんあります。

 

仕事から逃げることが『負け』とか『弱い』とか思っている方、お願いします。

『もっと広い視野で人生を見てください』

 

人間は、一度は負けることや逃げることを経験しないと成長できない

 

冒頭で触れた知り合いの話に戻りますが、僕は彼にこう問いました。

 

「君はどうして空手を始めたんだい?」

 

すると、彼はこう言いました。

 

「弱い自分が嫌で、強くなりたかった」

 

そう、まさにそれです。

人間の行動力や人格形成というのは、そもそも負の感情、つまり失敗のほうから沸き上がり形成されていくものなんです。

最初から世界一強ければ、わざわざ格闘技なんて習いませんよね?

 

人間というのは、何かを習ったり力を身に付けるために知らず知らず『自分の弱さ』を認めているものなんです。

 

これは人生はもちろんのこと、その人自身の性格や仕事においてもしかり。

 

辛いことを経験すれば、同じくその辛さを経験した人間の気持ちを汲み取ってあげられます。

そのうえで、その辛さを二度と味わうまいと奮闘できる。

 

自分の甘さや弱さ、情けなさが分かれば、強くなろうと努力できます。

自分自身の欠点や弱さ、脆さを補うために。

 

これを、仕事という部分に置き換えてみてください。

本当に仕事から『逃げる』こと、『弱い』こと=負けですか?

いいえ、違います。

 

大切なのは、それを糧にまたひとつ人間として成長すること。

自分自身が経験した辛さを、社会の一例として記憶しておくこと。

その悔しさ、どうしようもなかった現実を踏み台にして、また新たに自分自身の人格形成を行うことです。

 

一番ダメなのは、その失敗をすべて相手のせいにしてしまうこと。

自己正当化して、『逃げた』ことや『弱い』ことを許してしまうことです。

このような場合のみ、本当の意味で自分や仕事に『負けた』ことになります。

 

人間のプライドや自尊心というものは一概にこれとは言い難く、大変ややこしいものなんですよ。

 

その考え方自体が自分の器や人生の視野、選択肢を狭くしているかも

 

次にお伝えしたいのは、世の中を大きな目で見据えるということです。

上記の話を読んでも、それでもやはり割り切れない……自分を許してあげられない、そんな方もいらっしゃることかと思います。

きっとあなたは責任能力の強い方なのでしょう。

 

でもね、よく考えてみてください。

 

あなたが仕事から逃げたい、でも負けたくない……そんなことで時間を費やしている間に、同じような境遇の人が知らぬうちにあなたを追い越しているかもしれない。

とっくに仕事なんて辞めて、失敗を認めて糧にして、大出世を遂げている方がいるかもしれない。

 

あなたが今悩んでいることは、人生にとってとても大事なことです。

しかし、世の中と人生という長い観念から見れば、あなたの悩みはまさに『井の中の蛙』をそのまま体現しています。

 

責任は大切です、だがこれだけは頭に留めておいていただきたい。

良くも悪くも、『あなた一人がいなくなったところで会社は何にも変わらない』ということです。

これは悲しいかな当然なんです、大会社ほど社員は所詮捨て駒ですから。

 

つまり、あなたの抱えている責任なんてものは大会社の社長のような一生を左右する人物などとは違い、ただの人生の小さな役割のひとつなんです。

それを放棄したとして、いったいあなた以外の誰に影響を及ぼすのでしょうか。

あなたの代わりは、掃いて捨てるほどいるのですから。

 

それとも、役割や義務を放棄して自由の身になることを恐れているのでしょうか?

だとするなら、僕はあなたなら大丈夫だと思いますよ。

 

だって、今までずっと辛い仕事に耐えてきたじゃないですか。

逃げることが大嫌いで、どんな辛いことでもハングリー精神で頑張ってきたじゃないですか。

今度はそれを『自分の人生』という長いスタンスに移行するだけです。

自分の人生に責任を持てるあなたなら、もっと高いところまで登っていけるはずですよ。

むしろ、その強さを会社などで終わらせてしまうのは宝の持ち腐れではありませんか?

 

負ける、いいじゃないですか。

逃げ道を全力で疾走するのもまた勇気です。

自分に踏ん切りを付け、弱さを認めて糧にするほど、強い勇気はこの世にありません。

 

あなたを前に進ませてくれる、真の漢『藤岡弘、』の名言

 

最後に日本の侍、そして日本一のヒーロー、男の中の漢である『藤岡弘、』さんの侍語録をお聞きください。

あなたの器を大きくさせ、また臆病なあなたの背中を押してくれることでしょう。

 

失敗し叱られたとしても、自己正当化の為に言い訳をするな。謙虚に感謝して反省し、受け止め、失敗を糧に立ち上がればよい。その後の行動で挽回すればいいじゃないか。

たとえ物資的に満たされていても、人間はやりがいや生き甲斐がないと生きていけない。

全てには原因があり結果がある。そのプロセスは、なかなか見えない事が多い。しかし、プロセスの中にこそ重要なポイントが秘められている。本質を見定めず結果ばかりに囚われる事の無いようにしたいものである。

失敗を糧として変身していけば、人生いくらでも乗り越えていける。自分らしい生き方でいい。劣等感はあればあるほど、エネルギーになる。

おいしい事ばかり言ったって、そんなに人生がうまくいく訳がないじゃないか。多少の痛みとしんどさが伴って初めて、ちょっといい事がある。それでやっと報われる。ずっと順風満帆なんて、そんなうまい人生はないはずだから。

人間には、諦めるという選択肢はない、と私は思っている。逆境という壁にぶつかったとしても、その刺激を糧に自らが“選択肢”を生み出す事ができると信じている。人間にはそういうチャンスが与えられているんだ。

人間はね、負ける勇気が必要な時もあるんだよ。

男は男らしく立て!もう萎えるな!

自分なりの感覚、生き方に自分を賭けていくのが「自分らしい」ということ。

嫌なことがあってもすぱっと切り捨て、一番しんどいところからまた始める。一回全てを捨てる。捨てて自己に勝つ。

若い時は、経験が足りないのが普通。だからこそ自分で自分に責任を持ち、勇気を奮って経験という旅に出て欲しい。

「勝ち」と言われている人だって、明日にはこの世にいないかもしれない。それよりも自分なりの生き方を責任を持って、しっかり生きるということが大事なんだ。

子供には、何かあったら、全力で逃げろという事を日頃から教えておくことだ。兵法において、逃げるということは立派な戦術である。何しろ逃げ切れれば絶対に負けないのだから。

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