大学や専門学校を辞めて後悔している人がいるようですが、あれって何なんでしょうね。
その時の衝動や感情だけで動くからあんな悲惨なことになるんですよ。
この世知辛い社会、学歴が大切なんてことは小学生でも分かることです。
それを蹴ってでも『退学』という道を選ぶわけですから、それ相応の覚悟ができてて当然なんです。
実質、僕は大学を途中で中退しましたが、いまだかつて一度も後悔したことはありません。
大学を途中退学することを考えているあなた、どんな理由かはさておき、まずはこの記事を読んで退学を決意するための覚悟がいかなるものなのかを知ってください。
くだらないことで辞めると、必ず後悔します。
目次
人に何か言われた、講師に怒られたなどで退学するのは要注意!
そんなの当たり前です、嫌なことがない社会なんて存在しません。
そんなことでいちいち癇癪を起こしていてはそれこそ生きていけませんから。
もちろん『理不尽なこと』や『いじめ』は別ですが、当たり前のことを言われている限り一時の感情だけで早まった行動を起こすのはやめましょう。
いまあなたのすべきことはただひとつ、身体を鍛えてメンタルを鍛え、自分の弱さを認めてそれを克服することです。
退学した後の生き方、ちゃんと考えていますか?
一番大切なのがこれ。
悲しいかな、この世で一番大切である学歴を捨てるんです。
その後のことをちゃんと考えているのなんて当たり前のこと。
ろくな人生プランも立てないで退学届けを出すのは、準備運動もせずにフルマラソンを走りきるのと一緒です。
将来の夢や目的が見つかった人などは、その後の努力さえ怠らなければきっと上手くいくことでしょう。
しかし、目的も無いのにやめるのは絶対にダメです。
『目的無ければ学歴くらい手に入れとけ』、世の中を平凡に生きる上での最低条件がこれ。
途中でお金を投げ捨ててまで達成したい何かがありますか?
大学に入るだけでも相当な費用。
それを全てドブに捨ててまで他の道を選ぶんです。
芸能界に生き残るために芸人が必死なように、安定しない生活というのは血みどろの努力がないと成功はありえません。
あえて茨の道をつき進む覚悟があるのか、あなたの心にもう一度問いかけてください。
結局、大学を辞めるのに必要なのは社会に立ち向かう覚悟
退学届けを出した時点で、あなたの人生はすっからかんの空白となります。
その空白を埋めるため、あなたは今後の人生を人一倍奔走しなければいけません。
正社員より余程厳しい人生です、安定も名声もお金も、全て自分で勝ち取らなければいけません。
困ったときも誰も助けてくれません。
しかし、逆に考えればそれは自分さえ頑張れば歩合制のように結果が出てくる可能性もあるといえます。
実際、僕はこの空白になってから一層人生にやる気が出てきました。
退学という茨の道を進む行為が、あなたにとって背中を押してくれるものになるか、はたまた足かせになるのか、それはまだ分かりません。
ただ足かせにしないためにも、一度大学を辞めるという道を取る以上、自分のケツは自分で拭きましょう。
定石の道を外れるという行為は、人にとって甘い蜜にも毒の実にもなります。
あなたにとっては……――その先は、あなたが自分の人生で見出すこと。