いやぁ、今回の放送は久々に大笑いさせていただきました。
トーク回の中では10回に一度あるかないかの神回です。
前半は松本さんのくだらないトークですが、後半の手紙のくだりがほんとに素晴らしい。
単純に面白かったのはもちろんですが、ココリコのコンビ愛がひしひしと伝わってきました。
概要をかいつまんで話しますと、最近遠藤さんが家に何十年もあった金庫をカギ屋さんに頼んで開けてもらったそうです。
すると中から手作りの小さな手紙が。
それは25年前のデビュー当時、先に上京した遠藤さんにまだ地元で悩んでいた田中さんが意を決してご自分の決意を綴ったお手紙だそうです。
ここからが……はい、お約束展開です(笑)
田中さんが遠藤さんに宛てた手紙、原文のままご覧ください。
デビュー当時、田中から遠藤へ宛てた手紙
日本テレビアナウンサー、菅谷大介により無理やり代読されました。
以下が原文です。
遠藤章造君へ 東京へ出発ガンバレ編
遠藤章造へ
いよいよやってきた出発の日だ。
今日2月11日火よう日は、君にとっての大事な日だ。憶えておこう。
とりあえず先に行ってそちらの状況を観察しておいてくれ。
俺もすぐに後を追うから。
ハッキリと断言しておこう。
私、相方の田中進一郎こと田中たくやは4月1日にそちらに向かいます! つっこみよろしく。
とりあえず今、○○○に火をつけて一服しようや。
そして横に座っているオヤジに「一本吸いますか?」と尋ねてみようではないか。(by8000けい)
一つだけ誤らなあかんなーと思っとってんけど。
香川から帰ってきて、大阪を発つまでの間の貴重な時間を俺の作品を手伝うのに使ってくれてアリトウ。(元ロッテ背番号8)
いやいやアリストテレス。違うやろ!
ほんまに薩州灘(井筒部屋)
……ゴメン、ほんまにアリガトウ。
絶対卒業してみせるわ。
ここで一句。
今日だけは 根こそぎ根こそぎ ○○○○○
意味のない話はこの辺で止めとくけど、暇な時に住む所を見といてくれへん? たのむわー。
こんな事は遠藤章造もとっくに解ってると思うけど。
いろんな人に心配、迷惑をかけてそれでもなお東京に行って俺達の夢を果たそうとする訳やから、ほんまに後悔ないよう、持ってる力の全部を東京にぶつけようや。OKかい!?
俺達2人なら絶対に間違いなく成功するよ。
もうそろそろ君の好きな関東ローム層(赤土)に入ってるころかな?
それともまだ京都付近かな?
それともまだ電車に乗ってないとか?
敏郎のボケサンショウウオ(トカゲ科)に俺が4月にそっちに行くから、○○○洗って待ってろって言うとって。
俺がなめたるから! 幸せやわ。
そんな訳で肩の力を抜いて待っとってや。
あんまり意味のない手紙で悪かったけど体に気をつけてやー。
――以上――
1992年2月11日、火よう日 午前9時32分02秒
From,相方の田中直樹(クジラ科)
終始大笑いしながら田中さんをイジる3人とは裏腹に、笑いながらも真剣な面持ちで手紙の内容をフォローする遠藤さん。
遠藤さんが田中さんを庇うという、ココリコのレアな光景を拝めました。
金庫にしまっていたということは、やはりそれくらい当時の自分にとって大切なものだったんでしょうね。
ちなみにこれは同封してあった田中さんが書いた遠藤さんの似顔絵です↓
評価は可もなく不可もなく、といった具合でしょう。
25年の時を経て、遠藤が綴る田中への返事
松本さんの提案により、トーク終わりに田中さんに向けて手紙を書くことになった遠藤さん。
以下は原文です。
田中直樹(クジラ科)へ
君から手紙をもらって24年 まさかこの手紙が憧れのダウンタウンさんの番組で読まれるとは夢にも思わなかったね。
それもこれも 君が上京してくれたおかげです。
本当に感謝してます。ありがさつき(元フジテレビアナウンサー)
これからも2人 力を合わせてがんばって行きまショーンコネリー。
ここで一句
関東は 今日も今日も ローム層(赤土)
2016年7月31日午後11時55分
From,相方の遠藤章造(byエアバス380)
田中さんに合わせている節がありますが、それでもコンビ愛は十分に伝わってきます。
以前の浜田さんへの感謝の手紙の際も感じましたが、遠藤さんて頭の方はそんなによろしくないのかもしれませんが、手紙を書いて気持ちを伝えるのはとても上手ですよね。
なんだか久々にココリコのコンビ愛が感じられた、とても良いトーク回でした。
遠藤さん田中さん、これからも『ココリコ』を陰ながら応援しております。
以上、六代でした。