高校を転校することに迷いや葛藤をお持ちの方、今回はそんな方の背中を僕なりに押したいと思います。
もちろん他人事で無責任なことを言うつもりは毛頭ありません。
なぜなら僕は高校転校をしたことがある経験者です。
当時の僕は誰にも背中を押してもらえず、暗中模索の末おっかなびっくり転校を決断しましたが……今となってはあのときの転校が僕の人生をガラリと変えてくれました。
当時を振り返っても、あのとき転校を決断してよかったと思っています。
しかし、少なからず後悔する人もいらっしゃるとか……。
そこでそんな僕が今回作成したのは、以下のチェック項目です。
今から質問する3つの問いに対し、どれかひとつでも引っかかるのであれば即『転校』をおすすめします。
もしひとつも引っかからないのであれば、あなたの考えているのは一時の迷い、ということです。
実にシビアですが、後悔ない確かな選択をしていただくためにも容赦なくいきます。それではいきましょう。
『いじめ』や『学校の雰囲気』に耐えられない
完全にアウトです、心に大きなトラウマができる前にすぐ転校してください。
高校の頃に受けたトラウマというのは永遠に尾を引きます。
下手をすれば、ご自分の人生観を崩壊させてしまうようなケースも……。
上記の理由で学校を変える場合、きっと身内には逃げただの弱いだのといわれることでしょう。
大丈夫、ご安心ください。
逃げてもそれ以上に強くなればいいんです。弱くても、自己正当化せずに受け止められればそれでいいんです。
自分と向き合い、その欠点を自覚し、次に進む……どれだけ見下されようと、今は我慢です。
転校した学校で、もっと良い自分になれるように努力しましょう。
『友情』というものがそこまで信用できるとは思わない
転校をするために非常に良い考え方だと思います。
逆に、友達が大切だという人は後悔する可能性があるのでもう一度検討の余地ありです。
学校を変えるということは、今まで付き合ってきた友達と道を違わすということです。
毎日会わない以上、疎遠になるのは必然でしょう。
実際、僕は疎遠になった友達全員に裏切られ、心に大きな傷を負いました。
中には裏切らない人もいるかと思いますが、人間というのは意外と割り切れる人が多かったりします。
少なくとも、今のような仲の良い友達ではいられなくなることを覚悟しておいたほうが良いかもしれません。
しかし、転校先の学校でまた新たな仲間ができる可能性も十分ありますので、この辺は人の価値観それぞれですね。
転校にはこういうリスクもあるということだけ、頭に入れて置いてください。
なにもかも、生きていることが嫌になった
早まる前に一度、通信制などに転校してみてください。
今のあなたはきっと、広い世界を知らないだけです。通信制に入学すると、様々な理由・境遇であなたと同じようなトラウマを抱えた人たちと出会えます。
転校するということは、物事の視野を広めることができるというメリットもあるということです。
新たな人との出会いはその人が成長できる予兆でもあります。
もっと色んな世界、様々な人間と出会ってみてください。
高校生でいる時間というのは3年間という短い期間だけ、これから先の長い人生のためにも、転校して骨休めしてみてはいかがでしょう。
転校という人生の選択にはたくさんの不安が付きまとうかと思いますが、いざしてみるとなんでもなかったりします。
『案ずるよりも生むがやすし』やらないで後悔するよりはやって前に進みましょう。
大丈夫、人生は長いんだから♪
あなたの人生にとって、一番良い選択を。