太鼓の達人の顔であり、その時代ごとにドンダーたちを恐怖のどん底に陥れたご存知『太鼓の達人2000シリーズ』
基本的にはどれも難関曲であり、にわかドンダーたちでは手も足も出ないのが現実です。
そんな難関譜面ばかりが目立つ2000シリーズですが、音源である曲に注目したことはありますか?
当時繰り返し挑んだであろうドンダーたちは既に周知のことかもしれませんが……。
2000シリーズは、どの曲もマジキチすぎる。
曲だけ聞いていると精神がおかしくなったりトラウマになったりしてもいいレベルです、マジで。
これは2000シリーズ作曲兼作詞家であるLindAI-cueさん自身も認めてはいますが。
常人には理解できない世界観で世に送り出され続ける2000シリーズ、今回はそんなマジキチソングたちに注目していきたいと思います。
とりあえず歌詞・曲調・全体の雰囲気などを基準にランク付けしてみました。
あくまで個人的主観ですのでご了承ください、それではどうぞ。
危険度☆
・さいたま2000
・はやさいたま2000
・恋文2000
・ノるどん2000
・はたラク2000
この辺は一般人が聞いてもまだ違和感を感じないレベルです。
しかしそうは言っても2000シリーズ、
逆再生で真実が分かる『さいたま』、実はガチ百合曲の『恋文』、社畜の哀愁歌漂う『ノるどん』と『はたラク』など、この時点で既にトラウマワールドの始まりを予期させています。
危険度☆☆
・ケチャドン2000
・よくでる2000
・てんぢく2000
・またさいたま2000
・X-DAY2000
一般人が聞くと「なんだこりゃ」となってしまうレベルです。
普通ではないと感じるかもしれませんが、このレベルではまだ引くことまでは無いでしょう。
仕事に追われる小説家の奮闘記『ケチャドン』、サラリーマンの生活を歌った『よくでる』、現実逃避行でインドへと向かう『てんぢく』、フラれてしまうまでの時間を占う『X-DAY』
ちなみに『てんぢく』とは昔のインドのことを指します。
どれも不気味ではありますが、本当に怖いのは次からです
危険度☆☆☆
・タベルナ2000
・十露盤2000
・EkiBEN2000
・黄ダルマ2000
一般人が聞くと「これはさすがに……」と引いてしまうレベルです。
ダイエットをしていた男が限界を超えて食べ続けてしまう『タベルナ』、曲調が不気味な『十露盤』、歌詞がマジキチな『EkiBEN』、とある理由でドンダーたちにその存在を不気味がられた『黄ダルマ』など、なかなかの強者揃い(色んな意味で)
ちなみに『十露盤』はそろばんと読みます。
さて、ここまでが辛くも人間の考えられる領域と言っていいでしょう。
以下からのランキングは正にLindaワールド満載、覚悟がある方のみお進みください。
危険度☆☆☆☆
・きたさいたま2000
・きたさいたま200
・〆ドレー2000
・ドンカマ2000
一般人が聞かない方がいいレベルです。
特に初見の人に聞かせたりすると不気味がられること請け合いです。
曲調がとことん気味の悪い『きたさいたま』、更にそれをパワーアップさせた『200』、トラウマ曲全てを集め、違う意味でもドンダーたちを恐怖に陥れた『〆ドレー』、夢の中をひたすらさまよい続ける『ドンカマ』など、常人には理解しがたい世界観が目白押しです。
しかし、Linda氏はその人間の限界を遥かに越えたのだ……。
勇気がある方は次へどうぞ。
危険度☆☆☆☆☆
・スーハー2000
・万戈イム-一ノ十
人間が入ってはいけない領域。
歌詞・曲調・全体の雰囲気、どれを取ってもトラウマになるレベルの代物です。
明らかに精神的に病んだ男があるものに手を出すことを歌った『スーハー』、言葉では言い表せない不気味さで思わず鳥肌が立つ『万戈イム』
よく心霊などで取り上げられる謎のテープ音と比較しても決して劣らないレベルです、マジで。
聞いてみたいと思った方はぜひYoutubeなどでどうぞ。
ちなみに『万戈イム』は成仏と読みます。
『万戈イム-一ノ十』を二文字ずつくっつけてみてください、『成仏二千』となります。
以上で2000シリーズの紹介は終わりです。
不気味で意味不明であるが中毒性が強い、激むずであるがドンダーたちを一人前に育て上げる立派な役割を担った2000たち。
彼らは今後も太鼓の達人が続く限り、にわかドンダーたちに憎まれ、一人前ドンダーたちに感謝されることでしょう。
Lindaさん、これからも思いつく限り独特でシュールな2000シリーズを作り続けちゃってください。
2000シリーズに永遠の栄光あれ!